■優れた耐震性

1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震級の地震(レベル2地震動に相当)においても構造上の安全性を有します。
これは樹脂やコンクリート製の同種工法にはないEUP工法のオリジナリティーです。

 

 EUP工法を用いた実物の貯水槽で振動・変位試験など各種の試験を行い、その結果から得られた数値を用いた動的解析や素材の発泡スチロールが持つ弾塑性的な性質によってレベル2に相当する地震動に対する耐震性能が証明されています。

 数値シミュレーションから、本体形状100×50×3.0m(約10,000m3)までの拡大規模において、レベル2に相当する地震動に対する耐震性が確認されています。


  

■高い構造的信頼性

 素材である発泡スチロールは耐圧縮性、土中における耐久性・耐水性・耐薬品性・自立性などに優れています。このことは国外において約30年、国内においても17年、4,800件の実績があるEPS工法によって実証済みです。
 

■組み立て作業が安全で簡単

 発泡スチロール製貯水ブロックは柔軟性があり、また1個当たりの重量が3.0〜4.5kgと非常に軽いので、組立は大型重機を必要としない人力で行います。安全性が高く、簡単で専門技術を必要としません。

 

■現場での加工の容易さと組立の自由度

 発泡スチロールは現場での加工性に優れ、施設内の配管やポンプなどの機材を容易に配置でき、様々な形態の貯留・浸透施設に対応できます。

 底板ブロックを、隙間を空けて配置するだけで排砂溝を設けることができ、施設の排砂性能を向上させることができます。


■工期短縮が図れ、経済的

 部材が軽量なので、人力により迅速な施工ができます。また、コンクリート式の工法に比べ、鉄筋、型枠組立解体や養生にかかる期間を必要としないため、工期の短縮が図れます。小中学校の夏休み期間中に1,000m3クラスの貯水槽の設置が可能です。

 施工期間の短縮や省力化はトータルコストを大きく低減できます。

 



■シート類との優れた整合性

 柔軟性に富んだ発泡スチロールは遮水シートなどのシート類との整合性が良く、貯水材によるシートの突き抜き事故の心配がありませんので、内側(貯水材側)の保護マットが不要です。
 


■環境にやさしい材質


・発泡スチロールは石油製品ですが、20〜50倍程度に発泡させますので、主材料ともいえる空気が98%以上を占める省資源型素材です。

・発泡剤の成分はフロンではなく炭化水素のため、オゾン層への影響はありません。

・発泡スチロールの成分には塩基を含まないので、燃焼時にダイオキシンが発生しません。

・リサイクル拠点を全国120ヶ所に有し、50%以上の有効利用がなされています。
 なおEUP工法を用いた貯水槽を撤去した場合、貯水ブロックなどの発泡スチロールは再利用、またはリサイクルを原則としています。

・詳しくは「発砲スチロール再生資源化協会」のホームページ http://www.jepsra.gr.jp をご覧ください。


         
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